MFTは歯列不正・発音障害・嚥下障害の治療を目的に、表情筋や舌筋、咀嚼に関わる筋肉群(口腔周囲筋)の訓練を通じ、状態を改善します。高齢者の場合、舌機能が落ちてくる時期があり、発音障害などを呈すようになります。
●特にお子さんの場合
舌癖(※図1)や口呼吸(※図2)などの悪い習慣があると口腔周囲の筋力が弱く、異常な筋力が歯に加わる為歯列不正を引き起こします。舌癖などの悪習慣がなく正常に筋力が働いていると歯列に加わる力には問題がありません。
舌癖(※図1)
口呼吸(※図2)
MFTは、舌や口腔周囲筋に力をつけるための訓練です。筋力がつくと口腔内全体の筋力のバランスもよくなり、口呼吸や歯列不正も改善されていきます。噛みあわせが良くなると、おいしく食べられるようになります。そして、健康を維持することにつながっていきます。
★お母さん!!どうでしょうか?
・うちの子、 ポカーンと口を開けていることが多いかもしれない!?
・言葉がはっきりしないわ (舌足らずのような話し方かも)
・なんだかクチャクチャ音を立てて食べているかもしれないわ
以上のような心当たりがありましたら口の中もしっかりチェックしてください。
↓
チェックしたら・・・
・歯の間から舌が出ている
・隙間があってうまく噛み合っていないわ
・出っ歯になってきている
・うけ口になったかもしれない
こういう状況がみられたら是非ご相談ください。
●以下に訓練後の症例をご紹介します。
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訓練前
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訓練後
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<その他の効用>
1】歯ぎしりやかみしめ
良く寝たつもりなのに、疲れが残るあるいは目覚めた時、首や肩がこっている。こうした経験ありませんか?
夜間の歯ぎしりやかみしめが原因かも知れません・・・
かみしめは、日中何かに集中している時も起こります。長時間のコンピューター等のデスクワーク。
前かがみの姿勢でつい力が入ってかみしめることが多いようです。こうした自覚のある方は、一度自分の口の中を観察して見ましょう。
@(図1)のように歯型がついている。ひりひりと痛い。
A舌はいつも、下の歯の内側にある。
B前歯がすり減ってきた。
C冠がはずれやすい。
D顎がカクカク・カックン、又はジャリッと音がする。
E口が開きずらくなった。
F顎に梅干状がみられる。 @(図1) ・・・気がついたことはありませんか?
歯ぎしりやかみしめは、歯を支える歯根膜にも影響を与えます。歯が浮く、噛めない等の症状もでてきます。
結果的には、歯槽膿漏になりやすかったり、根が割れたり、歯や骨にも悪影響があります。口腔周囲筋の筋肉は緊張し、肩こり等の原因にもなります。かみしめ等の過緊張は筋肉をリラックスさせるこ とが大切です。
MFTは、この過緊張を和らげたり、あるいは力をつけたりするのに役立ちます。@〜Eの症状も軽減されます。
又、緊張した顔の血行が良くなり、表情筋や口腔周囲筋のバランスを良くしてくれる効果があります。女性の場合、リップライン(※)がはっきりし、上下の口唇のバランスがよくなったという実感もあります。
●リップライン(※)
前
→
後
2】高齢者、麻痺障害者の嚥下について
高齢になると、舌や口の周りの筋肉は足腰の筋肉と同じように衰えていきます。
そのために、誤嚥性肺炎も起こりやすくなります。
義歯があたって舌が痛い。削っても削っても良くならないという方は舌が口一杯に広がっているかもしれません。
最近とてもむせることが多い。うまく飲み込めない、また麻痺などがあり口のしまりが悪い等、自覚がありましたら一度ご相談下さい。